しがく総研報告会2024

概要

2024年11月16日(土)に、「しがく総研報告会2024」を開催。
実開催とzoom 配信のハイブリッド形式で、合わせての定員550名に達する予約をいただきました。
しがく総研で日々研究している内容を、4つのテーマで発表しました。

発表内容

所長挨拶:
「なぜ、しがく総合研究所は100年後の日本と世界を考えるのか?」

しがく総合研究所のテーマ「100年後の日本を世界を考える」とは、どういうことなのか。何のために、しがく総研は活動しているのか。
100年前の出来事を振り返りながら、100年後を考えていく意義を伝えました。

健康班:
「違和感に気づいて!食品添加物漬けの日常」

「食品添加物に賛成or反対」のディベート合戦を繰り広げ、食品添加物は身体にとってどういうものかを、参加者に考えていただきました。

食品選びの注意点についてもお伝えし、食品表示を見て選ぶ大切さを伝えました。

政治経済・軍事外交班:
「日本の未来を考える」

与党の過半数割れを経て発足した石破政権の日本は、どのような状況か。世界の国々のトップが変わると、日本にどのような影響があるのか。

世界情勢を見るポイントと日本が置かれている状況をお伝えし、日本の未来を考えるきっかけの時間となりました。

皇室クイズ:
「ヒヨちゃんに叱られる」

皇室にまつわるクイズを全9問出題し、観覧者・視聴者参加型の楽しい交流の場となりました。

成績優秀者には特典として、今上陛下のご著書『テムズとともに 英国の二年間』(紀伊國屋書店)を贈呈しました。

水・食料班:
「震災は大国日本を救う!〜レジリエンスを目指す水道業界」

資金不足・人手不足・非効率な管理体制といった問題を、長年抱える日本の水道業界。「レジリエンス(=強靭化)」を目指して、できることは何なのか。

広島や石川での事例や、国土交通省職員へのインタビューを通じて、今進んでいる改革についてお伝えしました。

エネルギー班:
「今の議論がエネルギーの未来を築く
〜主役はこれからの日本を担う私たち!〜」

日本のエネルギー政策の歴史を振り返り、現在の課題を整理。今後も高まり続ける電力需要に対応していくために、原発の是非について真剣に考える必要があること、エネルギーの転換には時間がかかるため、考えるタイミングは今であることを伝えました。

その他の様子

感想

「大変勉強になる内容で、気づいたら2時間経っていました。」(社会人2年目)

「同じ年代の方々がここまでの知識や技量があることに刺激を受け、これからの日本に対して当事者意識が増しました。」(大学生)

「メディアの一面的な情報ばかりに頼るのではなく、書籍や新聞など様々な情報から物事の善し悪しを判断しなければならないなと学べた。」(社会人2年目)

「原子力発電所についてのイメージはあまりよくありませんでしたが、エネルギー班の話を聞き、これからの日本には原子力発電が必要不可欠なんだなと感じた。」(大学生)

「問題だらけだと思っていたものも、実は解決に向かっている事や、逆に大した問題になってないものが、実は問題だらけという点が学びになりました。」(社会人10年目以上)

「今があるのは先祖の方々が代々紡いだ歴史であり、そこに感謝をしたいと強く感じた。」(社会人3〜5年目)

「100年前を振り返ると、今からの100年間の変化がどれほど重要なものかを考えさせられました。」(社会人3〜5年目)

「仕事で遅くなるとコンビニのご飯に頼ることが多いので、少しでも体への影響を考えて物を選ぶ癖をつけようと思いました。」(社会人6〜9年目)


その他にも、多数の感想をいただきました。
ご参加いただいた皆様、並びにご協力いただいた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。